須崎、奥野が連覇…騒動に揺れた女子レスリングが面目保つ
パワハラ騒動で揺れた女子レスリングが面目を保った。
レスリングの世界選手権(ブダペスト)は25日(日本時間26日未明)、男女3スタイルを行い、女子50キロ級の須崎優衣(19)がリオ五輪銀メダルのマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)にテクニカルフォール(TF)勝ち。昨年の48キロ級に続いて連覇を達成した。
53キロ級の奥野春菜(19)は、サラ・アン・ヒルデブラント(米国)をTFで下し、こちらも2大会連続で頂点に立った(前回は55キロ級)。須崎、奥野とも2020年東京五輪での金メダルが有力視される軽量級のエース。期待の若手2人が順当に結果を残した。
女子は全階級が終了し、日本勢は55キロ級の向田真優(21)、59キロ級の川井梨紗子(23)を合わせて4階級を制覇した。