貴ノ岩が賠償請求取り下げ それでも残る貴乃花の負の遺産

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 まだまだ角界は「貴乃花」の名前に振り回されそうだ。

 30日、貴ノ岩(28)が代理人を通じ、日馬富士への約2400万円の損害賠償請求を取り下げたことを明らかにした。

 貴ノ岩はその理由について、

「母国であるモンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭うことになりました。実際に家族から何度も耐えられないとの連絡があり、もう裁判をやめてくれとの要請がありました」

 と、書面でコメントを出した。さらに、「私はどのような反応にも立ち向かう覚悟でしたが、これ以上、私の家族がモンゴルでつらい思いをすることは私自身の気持ちとして耐えられません」と、無念の取り下げであることもうかがわせた。

 ある親方は「彼の家族のことは知らないが……」と、こう続ける。

「角界では同郷のモンゴル勢からバッシングされていましたからね。包囲網というか、村八分みたいなものです。友綱親方(元関脇旭天鵬)も貴ノ岩叩きに回っていた。これまでは貴乃花(46)が後ろ盾となってかばっていたが、さっさと協会を退職してしまった。貴ノ岩だって、本人の考えだけで損害賠償請求をしたとは思えない。モンゴル勢の中で孤立するだけですからね。それが元師匠の退職によってハシゴを外されてしまった。これ以上、1人で戦えというのは無理ですよ」

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