賞金王にこだわる今平周吾に「世界ランク意識を」の指摘

公開日: 更新日:

「今平は賞金王を目指しているようですが、欧米プロは賞金王というタイトルには関心がなく、ポイントで争うフェデックスカップ王者(米ツアー)、レース・トゥ・ドバイ総合王者(欧州ツアー)を重要視する。試合によって格が違い、配分ポイントの高い試合にはトッププロが集結してハイレベルな戦いになる。もちろん世界ランク(WR)へのポイントにも敏感です。ちなみに今平がダンロップで勝てば優勝30ポイントを加算してWR62位から一気に来年マスターズ出場圏内の同42、43位ぐらいまでアップできた。今平がブリヂストンオープンで勝った時は16ポイントしかなく、ダンロップでWRアップのチャンスを逃したのは手痛い」

 日本ツアー賞金王には5年シードが与えられるが、WR50位以内に入らなければ来年のマスターズに出場できない。今平に海外で戦う意思があるのなら、賞金よりもポイントに目を向けるべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」