金満巨人復活…26人目のFA丸獲得で「補強費50億円」の波紋

公開日: 更新日:

 巨人がFAで通算26人目の選手を獲得した。

 広島から国内FA宣言した丸佳浩(29)が11月30日、マツダスタジアムで巨人移籍を表明。「最終的には原監督に『カープのいいものをジャイアンツに持ってきてくれればいい』と言ってもらえた。野球人としてレベルアップしていけたら」と決断の理由を語った。

 一方、2年連続MVPの大物をゲットした巨人陣営は大喜びだ。24日の丸とのFA交渉の際、原辰徳監督(60)と一緒にテーブルについた石井球団社長が「うれしくてしょうがない」と言えば、この日午前に丸からの一報を受けた原監督も「よくぞジャイアンツを選んでくれたと感謝している。今日の返事は私自身としても、巨人としても、巨人ファンとしても吉報。『ジャイアンツでお願いします』と言ってくれて『望むところである』と。頑健な体と強い心。練習量を伝え聞いている部分では、野球の歴史上、何本かの指に入る人」と賛辞が止まらなかった。

 近年の巨人は補強費が限られていたが、今オフは湯水のごとくカネが使えたかつてを彷彿とさせる「金満」ぶりで、次から次へと選手を獲得している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い