中日・根尾“ケガの功名” キャンプ二軍スタートはむしろ吉

公開日: 更新日:

 中日1位の根尾昂(大阪桐蔭)は、自主トレ中に右ふくらはぎを肉離れ。キャンプ二軍スタートが決まった。すでに沖縄で自主トレを行っており、30日にはランニングを再開。別メニューでノックを受けるなど、リハビリに励んでいる。

 順調に回復していることもあり、根尾周辺では早くも、「いつ一軍に再昇格するのか」「開幕一軍はあるのか」といった話題が持ち上がっているが、根尾にとって二軍スタートは大きなマイナスにはならない。むしろ、プラスの方が大きいのではないか。

 キャンプ初日から二軍は根尾フィーバーになるだろう。とはいえ、ファンもマスコミも一軍を放っておくわけにはいかず、人数は分散される。

 今キャンプ、根尾以外の高卒新人の一軍入りはゼロだった。昨年、高卒新人で唯一、一軍帯同した日本ハム清宮幸太郎もキャンプでは苦労した。レギュラー連中に対しても臆することなく自然に振る舞うタフな新人も中にはいるだろうが、二軍で同じ高卒組や年齢の近い若手と一緒に練習ができるのは、精神面の負担が軽い。

「技術練習に打ち込めることもプラスです」とは中日OB。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性