中日ドラ1根尾 “電撃お試し”一軍昇格 球団GOサインの思惑

公開日: 更新日:

 今回の昇格は開幕一軍を念頭に置いたものではなく、数試合のみの期間限定。15日のウエスタン開幕に合わせて、二軍へ再合流する可能性が高い。与田監督は先日のNHKの番組で根尾について、「開幕一軍は極めて低い」と言っていた。開幕一軍の可能性を完全に消してはいないが、まずは遊撃手として二軍での実戦経験を積ませることが基本方針。それでも、万全に動けるようになった段階で、根尾をいったん、一軍に合流させるつもりだった。二軍で3試合に出場し、12日のソフトバンク戦で初安打を放ったことで早々とゴーサインを出した。

■勉強とガス抜き


 地元のマスコミ関係者はこう言う。

「ナゴヤドームの試合は13日、14日の連戦のあとは19日までないからです。開幕直前に“お試し”で使うのは難しい。タイミングとしてはここしかありません。頭が良い根尾のこと。数試合とはいえ、一軍投手との対戦、一軍打者相手の遊撃守備、ナゴヤドームの人工芝でのプレーなど、自らの課題を発見し、克服していくために必要なことを学んでほしいと、与田監督は考えている」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒