根尾は「自己評価50点」も 中日には“100点キャンプ”のワケ

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 中日のドラ1新人、根尾昂(大阪桐蔭)が初のキャンプを打ち上げた。 自己採点は「50点」。合同自主トレで痛めた右ふくらはぎ肉離れによる出遅れが響いた。キャンプ最終盤の25日になってようやく二軍の全体練習に合流。この日、「すぐに(試合に)出たい気持ちはあります」と巻き返しを誓ったが、誰もがそのセンスを高く評価する打撃はともかく、守備に関しては厳しい評価が相次いだ。

 期待された開幕一軍は絶望的となり、今後は地道にレベルアップを図ることになる。

 それでも、キャンプ地は盛り上がった。一軍の総観客数は松坂人気に沸いた昨年の6万5653人には及ばなかったものの、根尾の二軍、松坂の負傷離脱というアクシデントがありながら、5万7441人を記録し、17年を2万5000人以上も上回った。球団関係者によれば、グッズの売り上げは前年比100%増となる、史上初の1億円を突破したとか。

 球団にとっては「100点」に近いキャンプになった。

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