日ハム先発陣に開幕から安定感…輝星の一軍デビュー遠のく

公開日: 更新日:

 開幕3連戦で目を引いたのは先発投手陣の踏ん張りだ。

 自身初の開幕投手を務めた上沢が6回3失点なら、2戦目は新加入の金子が5回2失点。3戦目の31日は、有原が7回1失点で今季初勝利。3試合を2勝1分け、負けなしで乗り切ったのは先発陣が試合をつくったからに他ならない。

 となると現在、二軍調整中のドラフト1位ルーキー、吉田輝星(18=金足農)の一軍デビューにも影響するのではないか。

 当初、昇格の青写真は5月終盤から6月中旬にかけて、交流戦のあたりといわれていた。先発陣に疲れが見えたり、予期せぬ故障者が出たりしたときに代わって昇格する。

 かつてのダルビッシュ(現カブス)や大谷(現エンゼルス)の投手デビューも、そんなタイミングだった。

 しかし、開幕3連戦で好投した3人に加え、加藤、上原、杉浦、マルティネス、ロドリゲス、吉田侑樹……現時点で先発候補は飽和状態。3日のイースタン・リーグ(対巨人)にプロ初先発予定の吉田は「早く自分も一軍でやりたい」と話しているが、1年目から無理をさせる必要はなく、一軍昇格は先送りされそうな気配だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明