マドリード大会3回戦進出 大坂なおみGS3連勝へピタリ照準

公開日: 更新日:

 全米、全豪と連勝して世界の頂点に立った大坂なおみ(21=世界ランク1位)。4大大会のうち残る2大会で、最大の鬼門が今月26日に開幕する全仏だ。

 コートの表面が赤土のため、ショットのスピードやパワーが吸収されてしまう。

 パワーが最大の武器の大坂は、強烈なサーブから早い展開で決めたいところだが、ストローク勝負に持ち込まれてしまう可能性が高いのだ。

 そんな大坂が全豪後にコーチのサーシャを電撃解任、新体制を組んだ最大の理由はパワー一辺倒のテニスからの脱却。すなわち、どんなコートも苦にしないオールラウンドプレーヤーに成長して、4大大会をすべて制覇しようと本気で考えているという。

 全豪後の成績が振るわなかったのは、ジェンキンス新コーチのもと、クレーコートにも対応できるような激しいトレーニングを積んでいたからだともいわれている。

 そして全仏に向けた態勢は整った。

 4月下旬のポルシェ・テニス・グランプリではクレーコートで初の4強入り。「かなり(クレーでの)手応えをつかんだ。全豪オープン後に見えなかったスイッチを入れることができた」と話した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」