大坂なおみコーチ交代に理解も…錦織圭はなぜ体制一新せず

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 グランドスラム2大会を連覇し世界ランキング1位に立ったにもかかわらず、コーチを代えた大坂なおみ(21)と、4大大会はおろかその下の格付けのマスターズ1000すら勝てないのに5年強、コーチを代えない錦織圭(29)。ある意味、対照的な2人がいま、米カリフォルニア州インディアンウェルズでBNPパリバ・オープンを戦っている。

 世界ランク1位の大坂は10日、初戦のシングルス2回戦でムラデノビッチ(25)を6―3、6―4のストレートで下した。

 前コーチのサーシャ・バインを解任した直後、2月のドバイ選手権で敗れた因縁の相手に付け入る隙を与えない快勝に、「前回の敗戦から多くを学び、修正することができた。今回はうまく対応して、ショットの確率を高められた」とは試合後の本人だ。

 自身のインスタグラムに、新コーチであるジャーメイン・ジェンキンス(34)たちと写った写真を公開したのが2月28日。今回のパリバ・オープンはチームに新コーチが加わった初戦だから、まずは好発進といえる。

 そこへいくと、かたくなにコーチを代えないのが錦織だ。

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