ヤンキース田中3勝目 地区首位レイズを7回1失点に抑える

公開日: 更新日:

 ヤンキース・田中将大(30)が12日(日本時間13日)のレイズ戦に登板。7回を1本塁打含む5安打1失点、7奪三振の無四球で3勝目(3敗)を挙げた。

 相手のレイズは開幕から投打の歯車がかみ合い、ア・リーグ東地区首位。好調なレイズ打線を相手に立ち上がりから丁寧な投球でつけ入る隙を与えない。

 六回1死から1番メドーズに甘く入った変化球を中堅スタンドに叩き込まれたが、この日の田中は最少失点にとどめた。2死後、連打を浴びて一、二塁とされながらも、5番ロウを左飛に打ち取り、あっさりとピンチを切り抜ける。七回は、いずれも内野ゴロに打ち取って、この回でマウンドを降りた。

 相手先発は昨季31試合(計180回3分の2)に登板し、21勝5敗、防御率1.89と驚異的な成績をマークしてサイ・ヤング賞に選ばれたブレイク・スネル(26)。今季も3勝をマークして好調なチームを牽引するサイ・ヤング賞左腕とのエース対決を制して、主戦としての存在感をアピールした。

▽田中のコメント
「全体的に早い段階で自分のカウントに持っていけたのがひとつの良かった要因ではないかと思う。特に点が入った裏の回はしっかりと抑えていこうという意識はあった」

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