マ軍快進撃で雄星にシワ寄せ “中4日厳守”で増す肩肘への負担

公開日: 更新日:

 背に腹は代えられないようだ。

 マリナーズ・菊池雄星(27)が、早くもフル回転を強いられそうなのだ。

 サービス監督は16日(日本時間17日)、菊池が20日(同21日)のエンゼルス戦に登板すると発表。5日のホワイトソックス戦から3戦連続中4日のマウンドとなるが、指揮官は「これまで通り投げてもらうことになる」と話した。

 チームは現在、17連戦中の上、ここにきて5番手左腕ルブラン(元西武)が右脇腹痛で負傷者リスト(IL)入り。先発陣の台所事情が苦しくなり、開幕前にディポトGMが明かしていた「月に1度ぐらいは1イニング30球程度で降板させる(オープナー)」方針も白紙になった。

 同GMは当初「1年目はメジャーの環境やルーティンに慣れてもらいたい」と、今季は余裕を持って起用する方針を明かしていた。中4日のローテに適応できず、肘にメスを入れた多くの日本人投手の二の舞いを避けるためだ。同GMは「年間の投球回数は170イニング程度にとどめる」とも話していたが、これも棚上げされかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後