日ハム輝星ついに一軍初先発 二軍関係者20人の激励と期待

公開日: 更新日:

 先日、一軍登録された福田俊(星槎道都大)は、「先輩にちゃんと挨拶しろよ」と言葉をかけ、一軍帯同時に必要な持ち物をレクチャーした。

 大先輩である実松一成育成コーチ兼捕手は「思い切ってやってこい」と声をかけると、ちゃめっ気を見せつつ「はい」と答えたという。

甲子園の大舞台での経験があるとはいえ、凄く緊張すると思う。対戦経験がない相手とやるのだし、持ち味であるストレートを大事に、思い切ってやってほしい。広島は3連覇しているチームで、打線が良い上にスキのない野球をしてくる。投げること以外の部分でも感じることがあるはず。(吉田は)黙々と自分のやるべきことをやるタイプなのかな。高卒新人では珍しい。周りの評価が高くても、その重圧をはねのけるくらいの練習をしていると思う」

■「普通に100球は投げられる」

 一軍昇格が決まった日、巨人戦でジャイアンツ球場に遠征していた荒木二軍監督は、電話越しに「今まで通りのことをやってこい」と伝えた。「速球の質、スピード、切れだけなら十分、一軍投手に対抗できる。ただ、制球や打者との駆け引きなどはまだまだ。こっちでやってきたことを出してくれればいい。一軍はこれまで以上の緊張感があるし、注目されることでこれまで以上のものを見せてくれるかもしれない。登板が1日だけだったとしても、その後ローテに入るとしても、速球で簡単にファウルや空振りは取れない。自分の今の立ち位置はどこなのか、これからどうやっていけばこの世界で生きていけるのか、投球を通じて感じてくれたらと思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差