予想覆す本塁打量産 ツインズ打線「ハードヒット」の正体

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 2年連続でチームの本塁打記録を塗り替えそうなヤンキース以上に、一発を量産するチームが4つある。

 フライボール革命の申し子が多く、その長打力で昨年まで2年連続でワールドシリーズに進出したドジャース(139本・85試合)、主砲イエリッチ選手がメジャートップの29本を放っているブルワーズ(139本・83試合)、ア・リーグ西地区ぶっちぎりの最下位にもかかわらず本塁打のペースだけは落ちないマリナーズ(149本・87試合)と、ここまでは理解するに難しくないチームが並ぶ。そんな中、周囲の予想をはるかに超えるペースで本塁打を量産しているのがツインズだ。

 82試合終了時点でメジャートップの156本塁打。昨シーズンの総本塁打がメジャー23位の166本だから、あと10本で昨年の総数と並んでしまうほどのハイペースだ。

 C・J・クローン選手やクルーズ選手といったホームランバッターが新たにラインアップに加わったとはいえ、ここまで本塁打を量産しているのは強打、つまりハードヒットの打球が多いということだ。

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