予想覆す本塁打量産 ツインズ打線「ハードヒット」の正体

公開日: 更新日:

 2年連続でチームの本塁打記録を塗り替えそうなヤンキース以上に、一発を量産するチームが4つある。

 フライボール革命の申し子が多く、その長打力で昨年まで2年連続でワールドシリーズに進出したドジャース(139本・85試合)、主砲イエリッチ選手がメジャートップの29本を放っているブルワーズ(139本・83試合)、ア・リーグ西地区ぶっちぎりの最下位にもかかわらず本塁打のペースだけは落ちないマリナーズ(149本・87試合)と、ここまでは理解するに難しくないチームが並ぶ。そんな中、周囲の予想をはるかに超えるペースで本塁打を量産しているのがツインズだ。

 82試合終了時点でメジャートップの156本塁打。昨シーズンの総本塁打がメジャー23位の166本だから、あと10本で昨年の総数と並んでしまうほどのハイペースだ。

 C・J・クローン選手やクルーズ選手といったホームランバッターが新たにラインアップに加わったとはいえ、ここまで本塁打を量産しているのは強打、つまりハードヒットの打球が多いということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因