広島に3連敗…誠也と鯉ベンチに火をつけたG原監督の禁じ手

公開日: 更新日:

 巨人は5月以来となる今季2度目の4連敗。初の同一カード3連敗を食らった。

 21日の広島戦。同点の九回1死満塁のチャンスを逃すと、1―1の延長十回に4番手マシソンがつかまった。田中広に四球、菊池涼に安打を浴びるなど1死満塁のピンチを招き、4番鈴木に右前へサヨナラ打を浴びた。

 初戦は5点差をひっくり返され、前日は2点差をバティスタの2ラン2発で逆転された。そして、この日は劇的なサヨナラ負け。しかも、原監督は負ける過程で“禁じ手”を犯していたと、さる球界関係者がこう言う。

「巨人ベンチは延長十回裏の守りで、1死二、三塁から3番のバティスタに申告敬遠を告げ、1死満塁にして4番・鈴木誠也との勝負を選択した。試合前まで打率は・310でリーグ3位だが、得点圏が.233と低いことで原監督が“勝負弱い”と判断したのでしょう。でも3番敬遠の4番勝負で広島ベンチに火がついた。現チームの中心は4番の誠也で、周辺を打つ菊池涼らが支えるチーム。大将が軽く見られては、広島も誠也本人も黙っていない。原監督は開幕前から『僕の中で広島が強いと思ったことはない』と言い続けていて、当然、広島ナインも知っている。5月に19勝4敗1分けだった勢いを戻しかねない原監督の指示だったかもしれません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 2

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  3. 3

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  1. 6

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  2. 7

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  4. 9

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  5. 10

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早期・希望退職の募集人員は前年の3倍に急増…人材不足というけれど、余剰人員の肩叩きが始まっている

  2. 2

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か

  1. 6

    田中圭が永野芽郁と密会していた“妻公認”の仕事部屋…警戒感緩むもバレやすい不倫の痕跡

  2. 7

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  5. 10

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから