2カ月勝てず…ドジャース前田「中継ぎ降格」へ秒読み開始

公開日: 更新日:

 ドジャース前田健太(31)は29日(日本時間30日)のロッキーズ戦に、5月31日のフィリーズ戦以来の白星(8勝目)をかけて登板。5回途中6失点で今季8敗目を喫してしまった。

 これで2カ月間も勝ち星から遠ざかることになった前田は、先発ローテ降格が時間の問題になってきた。

 ドジャース先発陣は質、量とも豊富。両リーグで唯一、1点台の防御率(1.74)をキープする韓国人左腕の柳(11勝2敗)やエースのカーショー(9勝2敗)らを擁し、先発陣の防御率2.96はメジャートップだ。一方、守護神ジャンセンが4試合でセーブに失敗するなど、リリーフ陣は防御率4.01(リーグ4位)と、先発陣に比べて不安要素が少なくない。

 先発陣の台所事情に余裕のあるドジャースでは、リリーフ陣に疲れが見え始める8月に配置転換を図るのが毎年のパターン。ウリアス(4勝2敗、防御率2.34=22)、ファーガソン(0勝1敗、防御率6.12=23)の両左腕ら、若手の先発投手に使えるめどが立っただけに、ロバーツ監督は8月にもローテを再編するとみられる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」