レアル久保&バルサ安部 スペイン2部Bから這い上がる条件

公開日: 更新日:

 レアル・マドリードのMF久保建英(18)とバルセロナのMF安部裕葵(20)。世界を代表するビッグクラブと契約した2人は来季トップ登録されるのか? Bチームの一員としてスペイン2部Bでプレーするのか?現時点ではBチームで好パフォーマンスを発揮し、トップからお呼びが掛かるのを待つ――というのが妥当なセンだろう。

 そもそも「スペイン2部B」とは? 

 22チームが参加する2部の下のカテゴリー。実質的には<3部>だ。1部、2部と違って全国リーグではない。80チームが、地域ごとに20チームずつ4グループに分かれて戦い、各グループ上位4チームの計16チームが2部昇格プレーオフに参加し、上位4チームが昇格切符を手にする。

「全盛期を過ぎたベテランと故障明けなどの中堅、将来を嘱望されている若手がチームを構成。選手たちの目標は<1部や2部のスカウトの目に留まること>です。チームの勝ち負けに貢献したかどうか、ではなくて<上のカテゴリーでも通用するのか?>という点を着目されるので久保も安部も<攻撃陣を差配して決定的なラストパスを繰り出し、機を見てゴールをおとしいれる>という自分自身のストロングポイントを前面に押し出すことだけを心掛けるべき」(Jリーグ関係者) 

 バルサ安部は日本時間1日、現地で行われた4部チームとのテストマッチでバルサデビューを果たした。レアル久保は米国、ドイツ遠征に帯同して帰国後もトップの練習に加わっている。テストマッチも練習も、アピールの場であることは言うまでもないだろう――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • サッカーのアクセスランキング

  1. 1

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  2. 2

    Jリーグ得点ランク上位FWが日本代表入りできないワケ…「森保監督の確固たるポリシー」が背景に

  3. 3

    W杯組み合わせに森保監督「非常に厳しい」…GL初戦はオランダと激突、2位通過が現実ラインか

  4. 4

    【オランダ】195cmCBファンダイクが大きな“壁”に…タレント勢揃いで「地盤沈下」は今や昔

  5. 5

    【チュニジア】アフリカ予選10戦無失点 堅守が光る「カルタゴの鷲」は日本が苦手とするチーム

  1. 6

    森保JにW杯グループリーグは「天国」にも「地獄」にも…FIFAが組み合わせ抽選「ポット分け」正式発表

  2. 7

    サッカー日本代表 森保一監督に「有名指揮官キラー(殺人者)」の称号…再脚光で世界から引く手あまた?

  3. 8

    W杯初16強の日韓大会で山本昌邦は「トルシエと選手とのフィルター役をこなした」

  4. 9

    【ポーランド&ウクライナ】1次リーグF組の最終枠は現時点で未定も「ウクライナが有力」と専門家

  5. 10

    もう「草サッカーのレベル」なのに…キング・カズ「還暦プロサッカー選手」に現実味

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー