レアル久保 今季トップチームで公式戦デビュー“噂の真偽”

公開日: 更新日:

 名門レアル・マドリード入りした日本代表MF久保建英(18)の存在感が日に日に増している。 来季はスペイン3部のレアルBでのプレーが内定している久保だが、現在はトップチームの北米ツアーに帯同。21日のバイエルン・ミュンヘン戦の後半45分間、平均点以上のパフォーマンスを披露。<立ち位置>が微妙に変化しているという。

「レアルを率いるジダン監督が、久保のプレーを高く評価しており、あくまでレアルBに所属している形をとりつつ、チーム状況に応じてトップチームに引き上げることにしている――と現地マドリードでは囁かれている」(マスコミ関係者)

 具体的には<スペイン国王杯>で久保をプレーさせる腹積もりという。

 来季のスペインリーグは、8月16日に開幕する(最終戦は2020年5月24日)。

 このリーグ戦のメンバーではなく、スペイン国王杯(日本の天皇杯に相当)が公式戦デビューになるのである。

「1部チームは、国王杯の2回戦から出場することになっているが、来年1月開催のスペイン・スーパー杯に出場するバルセロナ、バレンシア、アトレティコとレアルのマドリード勢の計4チームは、3回戦から出場することになっている。この国王杯3回戦で久保がプレーするともっぱらなのです。国王杯はリーグ戦よりも重要度は低いとはいえ、リーグよりも古い歴史を持ち、それなりの格式を有している。その国王杯3回戦で久保がレアル公式戦のデビューを果たしたら、それは大事件といってもいいでしょう」(前出の関係者) 

 レアルは24日にアーセナルと、27日にスペインの宿敵アトレティコと対戦する。この2試合で久保が、バイエルン戦以上の好プレーを見せたら? もしかしたらジダン監督が「間違いなく久保を国王杯でプレーさせる」と正式にアナウンスするかも知れない――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 3

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  4. 4

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  5. 5

    高市新政権“激ヤバ議員”登用のワケ…閣僚起用報道の片山さつき氏&松島みどり氏は疑惑で大炎上の過去

  1. 6

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  2. 7

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  3. 8

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 9

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 10

    「連合」が自民との連立は認めず…国民民主党・玉木代表に残された「次の一手」