設楽悠太vs大迫傑 MGC男子優勝候補2人の気になる「稼ぎ」

公開日: 更新日:

 もっとも、これはトップクラスの選手の話。血のにじむような練習をしても、収入という点では、他のプロスポーツとの格差は大きい。こんなに費用対効果が悪いスポーツはないかもしれない。

■スポーツライター武田薫氏の目

 優勝は2時間12、13分と遅いタイムになることが予想される。

「4強」といわれる井上大仁(26)、服部勇馬(25)、設楽を中心とした優勝争いになるとみられる。彼らは駅伝で鍛えた駆け引きには定評がある。

 設楽は30キロを過ぎてから後半の勝負に徹してくるだろう。

 問題は、注目度ナンバーワンの大迫の出方である。

 誰もが2位までに入り、東京五輪の出場枠を得たい。それは大迫も同様だろうが、2時間5分50秒の日本記録保持者。

 所属チームは、2時間を切るタイムを目指しているプロ集団である。遅いペースに合わせて集団に入り、勝利だけを狙いにいくなら、何のためのプロなのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ