大迫傑が明かした ナイキの環境と日本マラソン界の未来

公開日: 更新日:

 日本マラソン界最速の男が、日刊ゲンダイに胸の内を語った。

 シカゴマラソンで日本新記録を樹立した大迫傑(27=ナイキ)が東京都内で小学生を集めた陸上教室に参加。将来について「本格的に教えるのはまだ先かもしれないけど、今から『どうやったら選手の“色”を伸ばせるか、モチベーションを与えられるか』という知識をつけて、トップの選手を育てたい」と明かした。

 アジア人で初めて「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」に所属。ナイキのメンバーは、リオで男子マラソン銅メダリストのゲーレン・ラップ(32=米国)、リオで男子1500メートル金メダリストのマシュー・セントロウィッツJr(29=米国)など精鋭が揃う。ロンドン、リオ五輪2大会で5000メートル&1万メートルの金メダルを獲得したモハメド・ファラー(35=イギリス)も昨秋まで所属していた。超一流を生み出すチームはどんな極秘特訓をしているのか。ナイキはトレーニングの詳細について「企業秘密」を貫くが、大迫が驚いたのは意外なことだったという。

■「自分自身が変われば日本マラソン界は変わる」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち