NBA鮮烈デビュー八村塁も自覚 課題は“クレームとファウル”

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 八村は相手への侮辱行為などはともかく、ゴンザガ大時代からレフェリーの判定に対するクレームが少なくなく、日本代表として出場した9月のW杯(中国)でも、ジャッジに対して不満を口にするシーンもあった。

 NBAではビールの例を見るまでもなく、対戦相手やレフェリー、ファンへの敬意を欠いた行為は厳罰に処される。ビール(年俸約29億円)、八村(同4億8000万円)とも高給取りとはいえ、テクニカルファウルを重ねて出場停止になれば、その間の年俸はカットされる。極力、避けるに越したことはない。

 八村は課題とされるディフェンスでは、相手の腕に触れるなどの接触プレーによるファウルを取られている。開幕戦では序盤に3度のファウルを犯したため、退場処分(1試合で5回のファウル)を避けるため、ベンチに下げられてプレータイムは25分にとどまった。余計なファウルを繰り返せば、出場機会を減らしかねない。

 プレータイムを確保するためにも、コートでは当面、フェアな姿勢が求められる。

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