五輪エースは侍J“専売特許”のサブマリン高橋礼で決まり

公開日: 更新日:

 和製サブマリンが世界にその名を知らしめた。

 ソフトバンク高橋礼(24)が6日、プレミア12のプエルトリコ戦に先発し、6回1安打1四球で無失点。六回途中までひとりの走者も許さず、奪ったアウト18個中、ゴロアウトが14。外野フライさえ打たれなかった。

 近年の日本代表に名を連ねるアンダースロー投手の系譜。彼らが欠かせない存在であることは、歴代サブマリンたちの成績が雄弁に語っている。

 2006、09年WBCに出場した当時ロッテの渡辺俊介は、2大会合わせて5試合に投げ、勝ち負けなしの防御率1・72。06年は主に先発として、09年は中継ぎとしてジャパンの連覇に貢献した。

 13、17年のWBCで活躍したのが、当時西武牧田和久だ。リリーフとしてブルペンを支え、計8試合で2勝無敗3セーブ、防御率2・00。牧田は15年の第1回プレミア12にも出場しており、2試合で無失点の活躍を見せた。

 アンダースローは日本の専売特許というわけではないが、世界中を見渡しても数が少なく、打者も対戦機会が限られる。いくらデータを集めたところで、地面スレスレから浮き上がるボールを初見で打つのは至難の業。まさに一発勝負の国際試合にうってつけのタイプである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  4. 4

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 5

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 7

    中川翔子「Switch2転売購入疑惑」を否定も火に油…過去の海賊版グッズ着用報道、ダブスタ癖もアダに

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る