西武・秋山“期限目前”にヤキモキ…メジャー移籍に2つの壁

公開日: 更新日:

 FA市場で、一向に進展の気配すら見せないのが、西武からメジャー移籍を目指す秋山翔吾(31)だ。

 今月上旬のウインターミーティング(カリフォルニア州サンディエゴ)期間中に、レッズ、カブスなど3~4球団と交渉を行った。秋山は当初「クリスマスまでには決めたい」としていたが、自ら定めた交渉期限は目前に迫っている。

 今オフ、FAの外野手は超目玉選手こそいないものの、実績のある選手が揃っている。マーリンズ時代の2017年に打率・312、37本塁打、124打点をマークして以降、3年連続20本塁打以上を放っているマーセル・オズナ(29=カージナルスからFA)、好機に強い強肩強打のヤシエル・プイグ(29=インディアンスからFA)ら、秋山よりも若くてメジャーで結果を残している外野手が依然として売れ残っているのだ。

 外野手を補強したい球団が、メジャー実績のない日本人よりも、オズナやプイグら守備でも計算できる選手の獲得を優先するのは当然のことだ。

 秋山はすでに、各球団から条件提示を受けており、契約内容を吟味しているとみられるが、本人や代理人が納得するようなオファーがなかった可能性もある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち