内田順三
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内田順三前巨人巡回打撃コーチ

1947年9月10日、静岡県生まれ。東海大一高から駒大。13年間の現役生活はヤクルト、日本ハム、広島で主に外野手としてプレー。計950試合出場で打率・252、25本塁打。82年に現役引退、翌83年に指導者に転身。広島、巨人で打撃コーチ、二軍監督などを歴任し、多くのタイトルホルダーを育てた。昨年限りで巡回打撃コーチだった巨人を退団。今季は社会人野球のJR東日本で外部コーチを務める。

金属のような音 “孤高の天才”前田智徳の芸術的ティー打撃

公開日: 更新日:

「アーノルド・パーマーみたいだな」

 丸佳浩(30=現巨人)に、そう言ったことがある。なんのことかというと、スイングをした後に右手でバットを上げるしぐさが、往年の名ゴルフプレーヤーに似ていたからだ。2008年の入団当初のこと。私は打撃統括コーチだった。

 そんな丸を見て、「そんなんじゃダメだ」と切り捨てたのが、「孤高の天才」といわれた前田智徳(48)だった。冗談めかしてではあったが、前田はめったに他の選手に話しかけないから、よく覚えている。

 前田が晩年の頃、リハビリのため二軍の大野練習場に来た際、「若い子にアドバイスをしてやってくれよ」と頼んだことはある。が、「いや~、僕にはできないですよ」と素っ気ない。なのに、なぜか丸にだけは声をかけた。どこかに可能性を感じたからだろう。

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