西武松坂は3回1安打無失点も…開幕延期“向かい風”のナゼ

公開日: 更新日:

「怪物」の敵は時間かもしれない。

 西武の松坂(39)が15日、ヤクルトとのオープン戦に登板。六回から3イニングを投げ、1安打3四球3三振の無失点に抑えた。ワインドアップでは全体的にボールが高かったが、セットポジションになるとやや安定。動く速球を主体にした投球内容に、試合後の本人は「フォームや(ボールの)精度の確認が頭にあった。セットの方がバランスが良かった」と、まずまずといった表情。

 辻監督も「マウンドさばきや、走者が出るとタイミングを変えたり、牽制を入れたりは、さすがだなと思った」と満足げだ。

 仮に新型コロナウイルスによる騒動がなければ、開幕ローテ入りは当確だったはず。しかし、開幕は延期、開始時期も未定で、20日に始まるはずだったペナントレースは練習試合扱いになる。

 松坂は「(開幕延期は)本来なかったはずの時間。プラスにとらえて、シーズンに入れる時間の使い方をしたい」と話したものの、それはローテ入りを狙う若手も同じこと。彼らにはむしろ、今の松坂にはない、伸びしろという武器がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?