松坂は“腫れ物”に…古巣西武から聞こえるレジェンドの評判

公開日: 更新日:

 往年の怪物がギアを上げてきた。

 14年ぶりで西武に復帰した松坂大輔(39)。キャンプ開始当初はスローペースだったが、すでに何度もブルペン入り。変化球を交え、100球を超す投げ込みを行っている。本人がそこまで考えているかどうかはともかく、周囲は「開幕に間に合うのでは?」と期待しているほどだ。

 松坂大輔といえば球界はおろか、野球に興味のない人にも名前を知られている。横浜高校時代の1998年に甲子園春夏連覇。西武ではルーキーイヤーから3年連続最多勝を獲得し、レッドソックス時代の2008年には18勝した。そんなレジェンドが、西武では浮いているという。

■若手は遠巻きに

「話す相手はほとんどコーチ陣か、渡米前から同僚だった栗山くらいのようだ。若手で松坂に話す選手もいないことはないが、少ないらしい。練習の合間、暇そうに時間を持て余していることもあったよ」

 とはキャンプを訪れた球団OBの弁。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾