「鏡モチ」体型で…ランニングではアゴを出し常に周回遅れ

公開日: 更新日:

 国技館で行われた全国都道府県中学生相撲選手権大会で左ヒジを骨折。同じ年の中体連の全国大会までにケガが治らず、無念の出場断念となった。

 実は朝乃山は、ケガをする前から「高校でも相撲を続けようかどうか」と迷っていたという。杉林教諭には「不完全燃焼だったので、高校でも相撲を続けます」と言い、県内の相撲強豪校、富山商業高校に進学した。

 もし、ケガをせず全国大会で結果を出していれば。もし、ケガをしたのが左ヒジでなければ。少なくとも「大関朝乃山」は誕生していなかったかもしれない。(つづく)

【写真ギャラリー】無観客開催 大相撲三月場所4日目
【写真特集】無観客で開催 大相撲春場所
【写真ギャラリー】大相撲一月場所

【連載】新大関朝乃山 “富山の人間山脈”のルーツ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動