「鏡モチ」体型で…ランニングではアゴを出し常に周回遅れ

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 国技館で行われた全国都道府県中学生相撲選手権大会で左ヒジを骨折。同じ年の中体連の全国大会までにケガが治らず、無念の出場断念となった。

 実は朝乃山は、ケガをする前から「高校でも相撲を続けようかどうか」と迷っていたという。杉林教諭には「不完全燃焼だったので、高校でも相撲を続けます」と言い、県内の相撲強豪校、富山商業高校に進学した。

 もし、ケガをせず全国大会で結果を出していれば。もし、ケガをしたのが左ヒジでなければ。少なくとも「大関朝乃山」は誕生していなかったかもしれない。(つづく)

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【連載】新大関朝乃山 “富山の人間山脈”のルーツ

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