コロナ禍の中…韓国女子プロゴルフ選手権は異様な雰囲気

公開日: 更新日:

 パンデミック(世界的大流行)の中で世界初。日本でも注目されている韓国女子プロゴルフ選手権(ヤンジュ・レークウッドCC=6540ヤード・パー72)が14日、無観客で開幕した。賞金総額30億ウオン(約2億6000万円)、優勝2億2000万ウオン(約2000万円)。

 出場選手は150人。イ・ボミアン・ソンジュ、ぺ・ソンウらが参戦している。

 メディアが取材できるのは1番と10番のスタートエリアだけ。フェアウエーを歩くことはできない。選手への個別インタビューも許可されておらず、キャディーは常時マスク着用が義務づけられている。

 選手もプレーに入る時はマスクを外すことができるが、ホールアウトの瞬間から次のホールまでは着用。キャディーバッグからのクラブの出し入れも選手自身が行う。

 今回のために特別に準備されたラウンジに戻る選手がマスクをしていないケースもあり、警備員から注意される場面を幾度も目撃した。スタートホールには普段よりも多くのメディアが殺到。全員がマスク姿で撮影、取材するという異様な光景がみられた。

 試合はMDFという方式で最下位の150位でも約625万ウオン(約54万円)を受け取れる。初日トップは5アンダーのペ・ソンウら3選手。イ・ボミとアン・ソンジュは首位と7打差、2オーバー83位タイと出遅れた。

(写真・文=国際ジャーナリスト・太刀川正樹)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意