遅刻の虎藤浪は無期限二軍も…「メジャー挑戦が最善」の声

公開日: 更新日:

 トレードによる放出という話が再燃しそうな雰囲気だが、内部は「引き取り手なんかないだろ」と手厳しい。ネット上も“さすがに呆れた”“もう応援しない”と大荒れだが、アジア担当スカウトの経験があるメジャー関係者はこう言う。

■ずぶとさ、無神経さを生かす

「ここ数年の藤浪を見ていると、“阪神でなにがなんでも復活したい”という気持ちが薄れているんじゃないかという気がする。もともと、藤浪はメジャー志向が強いと聞いてチェックしていた選手。2年前に渡米してダルビッシュと自主トレをやり、その関係でメジャー屈指の左腕であるドジャースのカーショーと交流を持った。昨年末もシアトル発の最新トレーニングの指導を受けた。海の向こうに視線が向いているんじゃないか。日本ではすっかりヒールになったが、メジャーにはもっと悪いのがいっぱいいる。制球難を含めて、環境をガラリと変えるのなら、米球界挑戦が最善かもしれないね」

 この期に及んで遅刻するのだから、藤浪のずぶとさ、無神経さは筋金入りだ。その強みがマウンド上でも発揮されれば、最強のヒール選手になれるのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々