MLBが報酬巡り迷走 エ軍大谷はどっちに転んでもひとり勝ち

公開日: 更新日:

「一昨年10月に受けた靱帯を修復するトミー・ジョン手術の復帰1年目はあくまでも試運転。メスを入れる前のパフォーマンスを発揮できるようになるのは2年目以降とみられています。実戦からは遠ざかりますが、今後もトラウトやレンドンといった同僚の一流打者相手に打撃投手を務めれば、得るものは少なくないはずです。今季、復帰するよりも来季の頭から戦列に戻った方が、二刀流としての完全復活を見込めると思う」

 本拠地エンゼルスタジアムで調整している大谷は、すでに打者相手に3回の投球練習を行った。当初、予定されていた7月上旬にはローテに入れるだけの仕上がりを見せている。

「今季、実施してもしなくても、早ければオフには契約延長の話し合いが行われるのではないか。大谷はこれまで長期契約がウワサされ、10年総額200億円規模になると予想されていました。球団の収入が減るだけに、エンゼルスは大盤振る舞いとはいかないにしても、期間を8年程度に短縮した大型契約でまとまると思う。メジャーリーガーのバブルははじけると思いますが、大谷は数少ない例外のひとりになるでしょう」(友成氏)

 コロナ禍が多くのメジャーリーガーに打撃を与える中、大谷はバラ色のオフを迎えることになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動