MLBが報酬巡り迷走 エ軍大谷はどっちに転んでもひとり勝ち

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「一昨年10月に受けた靱帯を修復するトミー・ジョン手術の復帰1年目はあくまでも試運転。メスを入れる前のパフォーマンスを発揮できるようになるのは2年目以降とみられています。実戦からは遠ざかりますが、今後もトラウトやレンドンといった同僚の一流打者相手に打撃投手を務めれば、得るものは少なくないはずです。今季、復帰するよりも来季の頭から戦列に戻った方が、二刀流としての完全復活を見込めると思う」

 本拠地エンゼルスタジアムで調整している大谷は、すでに打者相手に3回の投球練習を行った。当初、予定されていた7月上旬にはローテに入れるだけの仕上がりを見せている。

「今季、実施してもしなくても、早ければオフには契約延長の話し合いが行われるのではないか。大谷はこれまで長期契約がウワサされ、10年総額200億円規模になると予想されていました。球団の収入が減るだけに、エンゼルスは大盤振る舞いとはいかないにしても、期間を8年程度に短縮した大型契約でまとまると思う。メジャーリーガーのバブルははじけると思いますが、大谷は数少ない例外のひとりになるでしょう」(友成氏)

 コロナ禍が多くのメジャーリーガーに打撃を与える中、大谷はバラ色のオフを迎えることになりそうだ。

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