予選Rは注目選手バラバラ…女子プロ協会に運営センスなし

公開日: 更新日:

【アース・モンダミンカップ】

 当面1試合だけだが、ようやく女子大会が25日に開幕する。

 予選2日間のペアリングを見たあるプロは、「クラブ競技の組み合わせと同じだ。ハンディキャップ上位者から順に振り分けていって、各組のレベルを標準化したみたい。要するに各組に必ず知名度のあるプロが1人入り、バランスを取った組み合わせになっている」と指摘する。

 自粛期間中のトレーニングの成果で体が一回り大きくパンパンになり、会見ではしきりに「筋肉痛」を訴えていた渋野日向子(21)はアウト7時40分発進の5組目で、プラチナ世代のルーキー西村優菜(19)、横峯さくら(34)と同組。

 畑岡奈紗(21)はその1組前に入り、シード権を獲得したことがない竹内美雪(24)、井上りこ(27)と一緒。そして鈴木愛(26)は午後組のアウト12時10分スタートで、藤田さいき(34)、川満陽香理(33)と回る。

「米男子ツアーは試合再開をずっと待ち望んだファンのために、復帰戦時の世界ランク1位のR・マキロイ、2位J・ラーム、3位B・ケプカが同組になるなど見どころが満載でした。無観客試合ですからギャラリーが人気組に殺到する心配もない。その点、今週の女子大会はファンの関心を高めようというセンスがない」(ツアー関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ