広島誠也vs巨人岡本 両4番の三冠王争いに名伯楽が太鼓判

公開日: 更新日:

 この日は3打席目に中堅右のフェンス最上段に当たる二塁打を放った。開幕2戦目に2安打、3戦目には右越えに1号を放つなど3安打2打点。前日23日の広島戦では、昨季17打数1安打に抑えられた天敵K・ジョンソンから先制打を放つなど5試合で打率・471、1本塁打、6打点と、こちらも好スタートを切った。得点圏打率は3打数3安打で10割。勝負強さも光っている。

 前出の内田氏が言う。

「前日は苦手にしていたK・ジョンソンに対し、スイングをコンパクトにして対応していた。昨年までは打球を飛ばそうと体をねじり過ぎたりオーバーアクションが多かったが、今年は投手によってスイングを変えているようで成長の跡が見えます。技術的には下半身主導でバットが振れるようになってきた。インサイドアウトのスイングで打てるよう、自粛期間中から緩い球を打つ練習を取り入れたり、問題意識を持って取り組めるようになってきた。逆方向への長打が持ち味。今年は誠也と三冠を争える」

 この日は広島の鈴木誠らの3発に沈んだ巨人。優勝を争う2チームの4番が、今季はタイトル争いでもしのぎを削ると名伯楽は予言する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」