MLBが7.24開幕 試合減で大谷翔平にもフルスロットルの期待

公開日: 更新日:

 年俸配分を巡って労使交渉が紛糾していた米大リーグの開幕がようやく決まった。

 MLBと大リーグ選手会は23日(日本時間24日)、新型コロナウイルスの感染拡大で延期していた今季のレギュラーシーズン開催で合意。複数の米メディアによると、60試合で行い、7月24日(同25日)に開幕する。

 今季は通常162試合の半分以下の試合数でポストシーズン進出を争うことになる。

 メジャーでは、現役時代のイチロー(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)のように「4、5月は助走期間」と、長丁場を見据えてシーズン後半にピークをもってくる選手も多い。シーズン終盤からポストシーズンにかけて結果を残す選手が高く評価される傾向にあるからだが、大幅に短縮された今季はそういうわけにはいかない。ベテランも若手も開幕からフルスロットル、エンジン全開が求められる。

 一昨年に右肘靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術、昨年には左膝にメスを入れ、今季は投打の二刀流としての復活が期待されるエンゼルス・大谷翔平(25)も例外ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋