著者のコラム一覧
山口すず夏プロゴルファー

2000年8月2日生まれ、神奈川県相模原市出身。160センチ、A型。7歳からゴルフを始め、15年「全米女子オープン」日本地区予選会2位。日本人史上最年少14歳でメジャー出場。18年「豪州女子アマ」で日本人初優勝。同年米女子ツアー最終QT36位資格で出場権を獲得。18歳でプロ転向。米ルーキーイヤーの昨季は賞金ランク150位。2年目の今季は初優勝を目指す。得意クラブはパター。環境ステーション所属。

2度目のPCR検査はいずれも陰性 唾液採取は時間かかり大変

公開日: 更新日:

「LPGAドライブ・オン選手権」が始まりました。

 約5カ月ぶりの試合については来週報告します。

 米女子プロゴルフ協会はコロナ感染防止のため万全の態勢を整えて大会開催に臨んでいます。

 まず、検査機関の専用サイト(Vault Health)に米国内所在地を登録して、ラスベガスで検査キットを受け取りました。

 検査30分前は飲食やガムも禁止。ズームで担当者が立ち会い唾液採取を確認し、検査機関に返送。その量は数滴ではなく、5㏄ぐらい必要でしたから、けっこう時間がかかりました。陰性の結果通知はすぐに出ました。

 ネバダ州から大会会場のオハイオ州に移動して、28日にオフィシャルホテルで2度目の検査がありました。

 そして29日はゴルフ場でリストバンドを渡されて、やっと練習施設とコースへの入場が許可されます。

 ただし、ホテルでの検査結果が出るまではクラブハウス、ロッカー、ダイニング(食堂)への立ち入りはできません。

 検査結果が出ると陰性証明ストラップをもらい、試合に出場できるのです。ちなみに、陽性だと欠場となりますが、医療費の補助が出ます。

 大会は無観客で行われ、いくつかの注意点があります。クラブハウスとロッカーへのゴルフバッグ持ち込み禁止。ダイニングの冷蔵庫から飲み物を取り出す時には、その都度に必ず消毒すること。会場での食事の用意はなし、です。

 また、スコアラー不在のため携帯アプリを使ってスコアリングはキャディーがするほか、ここでのスコアボードの確認が認められ、ルールトラブルから競技委員を呼ぶ際にも携帯アプリからといつもと違います。私もバッグを担ぐ父ヒロユキも無事陰性結果が出て、ツアー再開初戦に出場できました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    問題理事は軽い処分、小林浩美会長は無傷のバカらしさ…露呈した女子プロ協会の“身内びいき”と責任放棄

  2. 2

    国内女子「中堅クラス」の不甲斐なさ…トップ5の4人が消えプロ1、2年生の時代がやってくる

  3. 3

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  4. 4

    “下半身醜聞”で出遅れ川﨑春花も狙える「全英女子への道」…出場権獲得条件は3通り

  5. 5

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  1. 6

    蝉川泰果が「海を渡る日」…史上最年少で国内メジャー3冠達成、松山英樹の後釜に名乗り

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  4. 9

    川﨑春花が2位発進「気持ちよく…」下半身醜聞を吹き飛ばす今季初優勝なるか

  5. 10

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?