阪神藤浪を殺す梅野の怯懦 巨人相手に5回まで1失点も3連敗

公開日: 更新日:

 阪神先発・藤浪晋太郎(26)が突如、崩れた。2年ぶりの勝利を狙い、5日の巨人戦で今季3度目の先発。最速157キロの直球を軸に五回まで強力巨人打線をわずか1安打に抑えていたが、六回に暗転した。

 先頭の戸郷が放った高いバウンドのゴロを藤浪が痛恨の失策。坂本に右前打でつながれ、2死一、三塁のピンチを招くと、4番・岡本に右翼フェンス直撃の2点適時打を浴びた。この回3失点。結局、8回4安打4失点で3連敗となった。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)は「もったいないですね」とこう言った。

「今季3試合目ですが、左打者の時にシュート気味に抜ける球が多い。それを見ている右打者は当然怖い。ただでさえ右打者はぶつけられるイメージがあるでしょう。坂本も岡本も2打席目までは腰が引け気味でタイミングが合っていなかった。ただ、捕手・梅野の構えを見ていると、右打者の時は、ほぼ外角一辺倒。六回に坂本、岡本に痛打されたのは、いずれもアウトコースでした。完全に読まれていましたね。しっかり内角を突かないと、この2人は球の勢いだけで抑えられる打者ではありません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状