ブルージェイズ山口 好調支える女房役の“恥ずかしい過去”

公開日: 更新日:

 ブルージェイズ・山口俊(33)が1日(日本時間2日)のマーリンズ戦に登板。この試合はオープナーを起用したため、六回途中からマウンドに上がり、2・2イニングを3安打1失点で3敗目(1勝)を喫した。

 山口は2-2の同点の場面で登板したが8回、ダイヤモンドバックスから移籍したばかりの2番マルテに一発を浴びて逆転を許した。

 開幕直後は2試合で計6失点と打ち込まれたが、8月は6試合計11回3分の2で5安打2失点。8月26日のレッドソックス戦では初勝利を挙げるなど、敗戦処理から結果を残して、モントーヨ監督の信頼を勝ち取った。

 先発陣に故障者が続出したこともあり、今後は先発ローテに昇格する可能性もある山口。投球に安定感が出てきたのは、控え捕手の存在が大きいのだという。

 山口は、リース・マグワイア捕手(25)とクラブハウスのロッカーが近いこともあり、2月のキャンプ、オープン戦からコミュニケーションを取ってきた。開幕後も2人は、山口の日本での投球について話し合うなど互いに理解を深めてきた。山口はメジャー公認球になじめず、直球の制球に苦戦していたが、マグワイア捕手から「荒れ球を生かすためにも、もっとスプリットを使え」と、アドバイスされて投球の幅が広がったという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議