著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

<3>「言うべきことは言う」本田圭佑に堂々と疑問を呈した

公開日: 更新日:

  ◇  ◇  ◇

 甘いマスクのイケメンで19歳から日本代表入りし、22歳で欧州4大リーグである独ブンデスリーガの名門シャルケに赴いた日本人選手。それだけの条件が揃えば、ただでさえ女性人気はグッと上がるが、内田の場合はそれだけではなかった。

 サッカーアイドル雑誌「サッカーai」(16年休刊)の編集者が「ウッチーは言うべきことは言うし、やるべきことをやる。そして世界と堂々と勇敢に戦う。テレビのアイドルとは質が違う」と評していたが、同雑誌で30号超の連続人気1位に輝くのは並大抵のことではない。

 この「言うべきことを言う」に関しては、14年ブラジルW杯を思い出す。1学年上の本田圭佑(ボタフォゴ)たち<自分たちのサッカー>に固執する面々に反して「ドイツに人が増えたくらいで、日本代表はそんなに戦えるようになってる? ドイツのみんなからしたら『日本?』くらいなもんだし、俺らってそんなに強くないじゃん。そこをもう一回見つめて守備をやんないと。点取られたら勝てないよ」と堂々と疑問を呈したのだ。

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