著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

<2>19歳で日本代表デビューも「別に普通の試合と一緒」

公開日: 更新日:

「ウッチーは(清水)東高の中でも非常に実力と人気がある後輩のひとり。まだまだ若いし、多方面で活躍できるスター性を持っている。活躍を楽しみにしたいです」。23歳離れた先輩の長谷川健太FC東京監督が絶賛する通り、内田篤人は名門・清水東から鹿島入りし、それから海外に渡っていく<サッカー界の王道>を歩んだ。日本代表デビューも19歳。まばゆいばかりの輝きを放っていた――。

  ◇  ◇  ◇

 内田篤人が表舞台に初登場したのは、2004年9月のAFC U―16(16歳以下)選手権(静岡・藤枝)だった。布啓一郎監督(現・松本山雅監督)率いるU―16代表の右MFを務めたのが、当時、清水東高2年の彼だ。そのスピードは群を抜き、現場で取材した筆者も「彼は将来有望」とひと目で分かった。

 複数のJクラブが獲得に動いたが、06年入団組の右SBは、早稲田大の徳永悠平(長崎)が1番人気だった。鹿島はいち早く内田にスイッチし、熱烈アプローチで獲得に成功した。

「俺、最終的に新潟と鹿島で迷ったんだよね。新潟の監督は(清水)東高先輩のソリ(反町康治=現日本サッカー協会技術委員長)さん。あの頃はメッチャ怖かった」と内田は苦笑する。最終的に<サッカーに集中できる環境>を優先。常勝軍団の一員に加わった。その高卒ルーキーの才能を高く買ったのがアウトゥオリ監督。開幕・広島戦に抜擢された内田は17歳で衝撃的デビューを飾る。07年から3連覇のオリベイラ監督も「若いのに戦術的なミスがない」と絶賛。絶対的な信頼を寄せていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  4. 4

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  5. 5

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  1. 6

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  2. 7

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  3. 8

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  4. 9

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  5. 10

    本田圭佑がサッカーW杯解説で「独り勝ち」 テレビ&CM争奪戦ボッ発で“ワリを食った”あの人