ダル2失点で今季終戦も…サイ・ヤング賞獲りならMLBニンマリ

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 カブス・ダルビッシュ有(34)が2日(日本時間3日)、マーリンズとのワイルドカードシリーズに登板し、6回3分の2を5安打2失点。エース右腕の好投も、打線が振るわずに0―2で敗れ、チームは地区シリーズ進出を逃した。

 今季のダルは12試合に登板して8勝3敗、防御率2.01、93奪三振をマーク。日本人初の最多勝を獲得し、最優秀防御率(1.73)のレッズ・バウアーとともにサイ・ヤング賞の有力候補に挙げられている。11月中旬に予定されている同賞の発表で、ダルの名前がコールされれば、結果として来季のMLBを潤すことになりそうだ。

 大都市のシカゴを本拠地とするカブスには熱狂的なファンが多く、伝統的に活躍した選手のユニホームやグッズがバカ売れする傾向がある。アリエッタ(現フィリーズ)がサイ・ヤング賞を受賞した2015年は、前年の約318億円から約359億円に収入がアップ。16年は108年ぶりの世界一に貢献し、ナ・リーグMVPに選ばれたブライアント人気が高まり、収入は約462億円と飛躍的に伸びた。15、16年とも、2人のユニホームなどが飛ぶように売れたことが大きいという。

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