ロッテ澤村でメジャー争奪戦か 欲しがる球団と積まれる金

公開日: 更新日:

 今月17日に海外FA権を取得したロッテ澤村拓一(32)に、メジャーの複数球団が関心を寄せているという。選手の移籍情報に関して精度の高いことで知られる米サイト「トレード・ルーモア」のスティーブ・アダムズ記者が26日(日本時間27日)に伝えた。

 記事では澤村について「最速97マイル(約156キロ)の直球に加え、90マイル(約145キロ)前後のスプリットが武器」とし、「彼がメジャーでのプレーを希望した場合、(ロッテへの)トレード後の成績(15試合で防御率1・23)や、ポテンシャルは(交渉で)有利になるはずだ」としている。

 アダムズ記者は「今オフのFA市場の動向や澤村の契約内容を予測するのは難しいが、中継ぎ投手は例年と変わらず需要はある」と、通算75セーブ右腕の獲得に動く球団は少なくないとみている。

 実際、メジャーは澤村を高く評価しており「真っすぐの最速はメジャーのリリーフ投手の平均(約151キロ)を上回っており、狙って三振を取れるスプリットは武器になると思う」(ア・リーグスカウト)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々