阪神糸井が大減俸に 城島と“ポイ捨て”3選手の二の舞を危惧

公開日: 更新日:

「スンナリと契約するんやろうか……」

 今季で4年契約が満了する阪神糸井嘉男(39)の去就について、阪神OBがこう言った。

 糸井は4年総額16億円プラス出来高という破格の条件で阪神入りするも、契約が満了する今季は打率・268、2本塁打、28打点と不振に喘いだ。このオフは、藤川、福留、能見と40歳すぎの大ベテランが相次いで引退、退団に追い込まれている。来年40歳を迎える糸井も、すでに年俸4億円プラス出来高からの大減俸を通達されているという。冒頭のOBが続ける。

「球団はシーズン終盤の9、10月に打率3割前後をマークしたことに加え、来季は若手のお手本的な存在として期待しているようです。しかし糸井本人は、故障を抱える両膝の状態をかなり気にしていると聞いています。2008年から11年連続で2ケタ盗塁をマークするも、昨季は9個、今季に至っては2個にとどまった。その影響は外野守備にも及んでおり、思うように動けず、ファンやメディアから『緩慢プレー』と叩かれることもあった。今季以上の成績を残すためには、両膝のメンテナンスにかなりの時間がかかるはず。無理をすれば長期離脱を強いられかねない。まともに働ける保証はない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    星野監督1年目…周囲から浮いても関係ない「今岡は変わった」と思わせたくてアップから全力だった

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  5. 5

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  1. 6

    【新連載】星野監督は講演会でいきなり「おまえはクソ生意気らしいから野村さんと全然あかんかったんやろ!」

  2. 7

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  3. 8

    阪神・藤川監督「取材拒否」「黙とう不在」の舞台裏…岡田前監督とのハレーションに周囲ヒヤヒヤ

  4. 9

    巨人捕手戦争の行方に異変あり…他球団スコアラー指摘「甲斐は絶対的な存在じゃない」「固定ならむしろラッキー」

  5. 10

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  4. 4

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 5

    フジテレビにとって“CMスポンサー撤退”より危険な「致命的リスク」とは? 企業危機管理の専門家がズバリ

  1. 6

    “天皇”日枝久氏しか知らない「ジャニーズ圧力」「メリーの激昂電話」 フジテレビは今こそ全容解明を

  2. 7

    橋本環奈『おむすび』はNHK朝ドラ視聴率ワーストほぼ確定…“パワハラ疑惑報道”が致命傷に

  3. 8

    巨人の50億円助っ人マルティネス 真面目でお人よしなだけに深刻な「2つの重圧」

  4. 9

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  5. 10

    リアル店舗にこだわり続けるホビーショップ 経営危機からのV字回復は「脱 安売り」だった