新人王最有力・楽天ドラ1早川は“精密機器”も絶賛の制球力

公開日: 更新日:

 2021年投打の黄金ルーキー、「投」の楽天1位・早川隆久(早大)が「打」の阪神1位・佐藤輝明(近大)と同じく6日、仙台市内の選手寮に入寮。関東出身ということもあり、周囲に積もる雪に改めて楽天入りを実感した。

 この早川についてはスカウトの間で、「今季の新人王の最有力候補」との呼び声が高い。最速155キロのストレートに加え、高い制球力を誇るからだ。

 早川の恩師であり、現役時代に「精密機械」と称された早大の小宮山監督は昨秋リーグ戦時、「外角低めに投げることができれば、普通の投手でも打たれないのに、早川はとんでもない投手なので、打たれるわけがない」と、その制球力を絶賛していた。

「早川は高校時代から低めへの制球力が良かったが、大学に入って球速と球威が増し、左打者の内角にも投げ切れるようになった。平均球速が145キロ以上あり、スライダーなどの変化球も悪くない。打者ごとにボールの強弱も付けられる。プロの打者も簡単には打てないでしょう。新人王争いの最大のライバルはロッテ佐々木朗希でしょうが、佐々木は昨季の公式戦登板はゼロだった。早川の方が完成度は高い」(在京球団スカウト)

 東北のファンは、1年目から大いに期待してよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状