澤村がRソックスと3年総額8億円で合意 緊縮財政だから実現

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 コロナ禍で通常通り、レギュラーシーズンが実施できないことを見越してか、レ軍は昨年2月に年俸約30億円でチーム最高給のベッツ外野手をドジャースにトレードするなど再建モードに入った。今オフもベニンテンディ外野手をロイヤルズに放出。戦力補強はFAの目玉選手には目もくれず、主に他球団とのトレードでまかなった。補強資金を抑えたことで、チームの年俸総額は昨季の約201億円から今季は約183億円にまで削減した。

 手薄なリリーフ陣を補強するため、澤村に白羽の矢を立てたのは16年にセーブ王を獲得するなど、日本での実績の割には格安で獲得できたからに他ならない。

 老舗球団の赤字転落が逆に澤村のメジャー移籍にはプラスになったようだ。

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