何が何でもやるのか? 東京五輪・パラの仕事募集が急増中

公開日: 更新日:

 全国各地で始まっている東京五輪・パラリンピックの聖火リレー。

 加藤勝信官房長官は30日の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用された地域の聖火リレーの実施について記者から問われると、「大会組織員会は感染状況などを踏まえて実施形態を変更する場合がある」との見方を示した。実施変更する際の具体例として、加藤官房長官は、公道でのリレーを見合わせたり、無観客で点火セレモニーのみ行ったりするケースなどを挙げていたが、大阪や兵庫など全国で新型コロナ「第4波」の拡大傾向が顕著になりつつある中、聖火リレーもいつ中止になってもおかしくない状況だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 仮に聖火リレーが中止に追い込まれる状況であれば当然、東京五輪そのものも中止せざるを得ない――。良識ある国民は誰もがそう思うだろうが、政府やJOC(日本オリンピック委員会)、東京五輪組織委などは違う。新型コロナの「第4波」が拡大しようが、ワクチンの効きにくい新たな変異株が見つかろうが、とにかく「東京五輪は何が何でもやる」と決めているらしい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」