エンゼルスが有原に2勝目献上 レンジャーズがPSへの鬼門に

公開日: 更新日:

 かつて日本ハムで同じ釜の飯を食った仲の対戦は、ルーキー右腕に軍配が上がった。

 エンゼルス・大谷翔平(26)が日本時間20日のレンジャーズ戦で、相手先発の有原航平(28)と対戦。本塁打性の当たりを放ちながら相手の中堅手に好捕されるなど新人右腕の前に2タコ。その後は2打席連続三振に倒れて4打数無安打に終わり、結果として有原に2勝目(1敗)を献上した。

 好調な大谷が打線を牽引し、開幕ダッシュに成功したエ軍にとって、ア・リーグ西地区下位に低迷する有原のレ軍が鬼門になりかねない。

■レ軍の下馬評はア西地区最下位

 エンゼルスは同地区のライバルであるレンジャーズと分が悪く、過去5年間で勝ち越したのは18年(13勝6敗)のみ。ここ2年連続(19年9勝10敗、20年4勝6敗)で負け越している。

 エ軍主力打者はレ軍投手陣に対して相性が良くない。大谷はレ軍に対して通算122打数38安打の打率.311、7本塁打、19打点と結果を残しているものの、昨季は27打数6安打の打率.222、1本塁打、2打点とサッパリだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情