阪神スカウト陣がネット裏に大挙襲来 即戦力左腕の実力は

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 それが理にかなっているかはともかく、全日本大学野球選手権が行われている神宮球場のネット裏に大挙してスカウトを送り込んだ球団がある。阪神だ。

■例によって大量11人で視察したが

 7日に登場した西日本工業大の左腕・隅田知一郎(波佐見)の投球を、和田テクニカルアドバイザー(TA)、畑山アマ統括スカウトら11人が視察。

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 8日は同じ左腕で関西学院大の黒原拓未(智弁和歌山)を8人でチェックした。

 阪神はいま、先発左腕が不足している。先発ローテ6人のうち、左腕は昨年のドラフトで獲得した伊藤将司1人。開幕ローテを期待された高橋はわき腹を痛めて離脱、岩貞は勝ち試合のリリーフを務めている。補強したチェンは期待外れ。左腕は今ドラフト最大の補強ポイントだけに、即戦力といわれる大学生はノドから手が出るほど欲しいのだ。

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