大学選手権4強出揃って「株上げた選手」「株下げた選手」

公開日: 更新日:

 上武大―慶応大、福井工業大―福岡大の4強が出揃った全日本大学野球選手権。12日から2日間、準決勝、決勝が行われるが、ネット裏のスカウトたちの評価は定まってきたようだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

「株を上げたのは3試合で2本の本塁打を放った上武大のブライト健太外野手(都葛飾野)でしょう」と、セ・リーグのスカウト。

「パンチ力があるうえに走攻守と三拍子揃っている。肩の強さは平均点ですが、10日の東農大北海道戦で盗塁を決めたように足はかなり速い。大会前にドラフト4、5位クラスだった評価は急上昇。今年は高校生野手が不足という事情を加味すれば、上位24人、つまり2位以内で指名される可能性も出てきました」

 一方、評価を下げたのは慶応大の右腕・森田晃介(慶応)、天理大の左腕・井奥勘太(立正大淞南)あたりか。

「森田は和歌山大との初戦で7回を投げて1失点。結果は出しましたが、右腕で143、4キロでは物足りないし、取り立てて鋭い変化球があるわけでもない。井奥も球速が平凡でした。ドラフトの指名リストから外れるかもしれません」とは前出のスカウトだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」