雨でぐちゃぐちゃになった甲子園でのプレーは評価の対象にならない

公開日: 更新日:

 大阪桐蔭(大阪)が東海大菅生(西東京)に降雨コールドで勝った17日の試合後のこと。ウチの球団はホテルでスカウト同士が簡単な会議をやった。会議といっても、3、4人のちょっとした雑談のようなものだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

■プロ注目の選手が何人も登場したが

「大阪桐蔭も東海大菅生も、エースはウチのリストに載ってる。2人をどう見た?」

「大阪桐蔭の松浦慶斗と東海大菅生の本田峻也、両左腕のことだよな」

「松浦ってのは、もう少し、スピードが出ると思ったんだが」

「ウチのスピードガンではストレートが140キロに満たなかったしな」

「打つ方はどうよ。大阪桐蔭は藤原夏暉、花田旭、前田健伸の3年生3人がホームランを打った。遊撃を守った藤原は確か、ウチのリストにも載ってた選手だよな」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」