DeNA今度は入江が右ヒジ手術…相次ぐ大卒投手負傷で問われる“スカウトの目”

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 またか、である。

 16日、DeNAドラフト1位ルーキーの入江大生(22)が右ヒジのクリーニング手術を行ったと発表。球団ホームページ上では「何も結果を残せていない中での手術ということになり大変申し訳ないと思っています」という本人のコメントが掲載された。

 入江は作新学院を経て明大からドラフト1位で入団。今季は4試合に先発し、0勝4敗、防御率7.85。その後は二軍落ちし、右ヒジの張りを訴えていた。

 それにしても近年のDeNAは、大卒投手がよく故障する。第1号となったのは2016年ドラ1の浜口。ルーキーイヤーの17年に22試合で先発し、10勝6敗、防御率3.57と活躍したものの、翌年左肩を故障した。

 17年ドラ1の東は18年に11勝5敗、防御率2.45で新人王を獲得。しかし、シーズン終了と同時に左ヒジの炎症が発覚し、オフに行われた日米野球を辞退している。さらに18年ドラ1の上茶谷も19年に24試合に先発とフル回転(7勝6敗、防御率3.96)した翌年、右ヒジの炎症だ。

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