大谷翔平はロックアウト中のハードワークに要注意…ケガなら一大事、医療スタッフとも接触NG

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■球団施設封鎖、トレーナーとの接触も禁止

 メジャーではオフの間でも、手術を要する場合、球団の許可が必要なため、選手の判断でメスは入れられない。メンタルヘルスや新型コロナウイルスに関しては球団と契約する専門家のサポートは受けられるが、オフの自主トレで故障すれば、選手生命を脅かしかねないのだ。今年9月に右肘靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けたツインズ・前田健太(33)のように、来季の復活を目指す選手ですらリハビリに関してトレーナーの助言を受けられないという。

 エンゼルス・大谷翔平(27)は今オフの表彰ラッシュを尻目に、すでにトレーニングを再開。ウエートなどのトレーニングにとどまらず、投球動作の確認や、打撃練習にも着手している。二刀流実質2年目を迎える来季に備えて精力的に汗を流しているが、メディカルスタッフのサポートを受けられない以上、ハードワークは禁物だ。

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